脳ドックでは、脳神経外科の専門医の読影の後、
異常ありと指摘された方は、
原則として、クリニック医師から直接説明しています。
一番多い異常は、無症候性脳梗塞で、292例中81例(27.7%)
に認めました。
50才以上に限ると、179例中72例(40.2%)に認め、
年齢とともに進行する動脈硬化を反映していると思われます。
高血圧症、糖尿病、高脂血症、喫煙などの動脈硬化の
危険因子を併せてお持ちの方は、是非一度チェックをお勧めします。
要精査と指摘された方は、
さらに紹介状とともに希望された脳神経外科外来に紹介しています。
その結果、脳動脈瘤を292例中5例(1.7%)に認め、
うち3例が手術・塞栓術を施行、
2例が脳神経外科外来フォローとなりました。
また、髄膜腫で手術された症例、
頚動脈狭窄で血管内手術された症例、下垂体腺腫、
ごく小さな髄膜腫、上顎洞ポリープ、皮下脂肪腫、
脳挫傷後なども認めました。
頭の中が、なんとなく心配という方は、
一度脳ドックを受診されることをお勧めします。
(なお、すでに通院・加療中の方は、
そちらの施設でフォローをお願いします。)